えっ、枕が肩こりの原因に!? 枕選びのチェックポイント

えっ、枕が肩こりの原因に!? 枕選びのチェックポイント

整骨院でマッサージを受けたり、ストレッチや生活習慣の改善を行っているのに肩こりが解消されないという方や、治ったと思っても2~3日するとまたひどい肩こりの状態に戻ってしまうという方は、普段使っている枕を見直してみることをおすすめします。 私たちが眠るときに頭を支える枕は、全身の筋肉に大きな影響を与えます。

体に合わない枕を使い続けていると、肩こりを悪化させてしまうこともあるんですよ。

こんな枕はダメ! 肩こりを引き起こす枕の5つの特徴

肩こりは仕事でのデスクワークや家事労働など、長時間同じ姿勢や無理な姿勢を続けたことによって引き起こされます。
これは起きている時の姿勢に限りません。眠っているときに無理な姿勢が続くことでも、つらい肩こりの症状が現れます。
中でも、次の5つの特徴にあてはまる枕を使っているなら要注意!
肩こりを悪化させてしまう可能性があります。

(1)やわらかすぎる枕:首の筋肉に大きな負担を与えます。
(2)硬すぎる枕:首から肩にかけての筋肉に緊張を強います。
(3)厚すぎる枕:首から肩にかけての血行が悪くなります。
(4)薄すぎる枕:首が固定されないので首回りの筋肉に緊張を強います。
(5)寝返りを打ちにくい枕:寝返りができないと体全体に無理な姿勢を強います。

私たちにとって睡眠時間は1日の約3分の1を占めるほど長い時間。
だからこそ、枕が私たちの体に与える影響はとても大きいのです。
使っている枕が上記の特徴にあてはまっていないか、ご自宅の枕をチェックしてみてくださいね。

肩こりを防ぐ! 正しい枕選びのポイント

肩こりを防ぐ! 正しい枕選びのポイント

寝ている時に肩こりにならないためには、肩から首、さらに後頭部にかけてのラインを、程よく均一に支えてくれる枕を選ぶのがポイントです。

素材は程よい硬さをキープできる、そばがらやプラスチックパイプ、ウレタンやビーズ、ひのきなどがおすすめです。
仰向けに寝たときと横向きで寝たときの首の高さが、自然に立っている時の首のカーブと近くなるのが理想です。
具体的には次の点を考慮して、自分の体にぴったりに合うものを選んでみてくださいね。

首筋を支えるちょうど良い高さとカーブの形か?
後頭部の丸みを自然に受け止める、くぼみがあるか形か?
寝返りを無理なくうてる形か?
頭が外れないだけの、十分な大きさがある形か?

体にあった枕で肩こりを改善しましょう

枕は頭を固定するためのものだと思われがちですが、実は枕の役割は「首筋にかかる負担を和らげる」こと。

頭の形や重さ、肩から首にかけてのカーブの形は人ぞれぞれ違うので、肩こりがひどい場合には、自分の体に合った枕を選ぶのが大切です。
とは言え、もしも今使っている枕が、お伝えした「悪い枕の特徴」と一致していても、慌てて捨てる必要はありません。
自分でタオルを巻くなどの工夫で、硬さや高さなどを調節することが可能です。

歯ざわりの柔らかなタオルやガーゼを選んで必要な部分に巻くなどして、眠りやすく肩の疲れにくい枕を作ってみてくださいね。

お気軽にお問い合わせください|0120-00-3903

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