日常用からスポーツ用まで! 膝のテーピングの種類と方法

日常用からスポーツ用まで! 膝のテーピングの種類と方法

膝を痛めた時に大きな助けとなってくれるのが「テーピング」です。
テーピングにはいくつか種類があり、状況によって用途が異なってきます。

ここでは膝のテーピングの種類別のやり方をご紹介していきます。

テーピングとは?

テーピングとは医療用のテープで膝を固定する手法です。
これにより痛めてしまった膝への負担を減らし回復を早めたり、また膝への負担を減らし新たなケガを予防する事にも効果を発揮します。

なおテーピングは膝だけでなく、肩のテーピングや腰のテーピングなども存在します。考え方は部位が異なっても基本的には同じです。

膝に違和感がある場合のテーピング

膝に違和感や軽い痛みを感じる場合のテーピング方法です。
まず膝の横両サイドを繋ぐ程度の長さに切ったテープを2枚用意します。
そして椅子にすわり膝を90℃に曲げ、1枚目を膝のお皿の一つ下になる程度の位置に横向きに張ります。
続いて2枚を、お皿を被せる位置で横向きに貼ります。これで完成です。

膝に痛みが残っている場合のテーピング

膝を痛め、痛みがまだ残っている場合のテーピング方法です。
まず膝を軽く曲げた状態で、1本目のテープをスネの外側~ヒザの内側~ふとももの外側の順で、膝のお皿部分を避け曲線を描きながら貼っていきます。
続いて2本目のテープを、膝下の内側~膝外側~太ももの外側の順で、こちらもお皿を避けながら貼っていきます。

最後に3本目のテープを、1本目のテープより少し上に重ねて外側から膝の内側を抜け、ふとももの内側の方に向かう形で貼ります。これで完成です。

スポーツ向けのテーピング

スポーツ時の激しい運動から膝を保護するテーピング方法です。
まず15cm程度に切ったテープを一枚用意します。そして椅子にすわり膝を90℃に曲げ、テープの先を剥がし、膝下の骨が出ている辺りを始点に貼り付けていきます。

続いて徐々にテープを剥がしながら、お皿を包み込むように太ももの上部に向かってテープを張っていきます。これで完成です。

テーピングとテープの種類

テーピングとテープの種類

テーピングは巻き方だけでなく、使用するテープの種類も重要なポイントとなります。
膝は骨と骨の境となる可動部であるため、基本的には非伸縮テープ(コットンテープ)ではなく伸縮テープ(ハードテープ)がおすすめです。皮膚が弱い方はライトテープという選択肢もあります。

このようにテーピングはいくか種類があり、膝の状況によってテーピング方法は異なってきます。
今回ご紹介した以外にもまだまだテーピング方法はありますので、より確実にテーピングを行いたい方はぜひ多々あるテーピング方法を研究してみてください。

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