膝が腫れた時に考えられる原因や病気は何があるのか?

膝が腫れた時に考えられる原因や病気は何があるのか?

膝が腫れる原因は実にさまざまです。
放って置けば自然回復するものから、すぐに病院にいく必要がるものまでタイプは複数にわたります。

ここではそんな膝の腫れが起きる原因や病気についてまとめていきますので、膝の腫れが気になっている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

痛みのある膝の腫れ

膝が腫れ、かつ腫れた部分に痛みを伴う場合、次のような可能性が疑われます。

・打撲
・ねんざ
・骨折
・変形性関節症(ただし大半は女性)

特にスポーツなどで激しい負荷を膝に与えたり、事故で膝を打ち付けた後に痛みが伴う場合はこれらのパターンが高いと考えて良いでしょう。
痛みの伴う腫れはそこまで厄介なものではなく、正しく対処すればスムーズに回復できます。

ただし骨折や変形性関節症の場合は放置すると厄介な事になりますので、痛みが酷い場合は医師の診断を受けることも検討しておきましょう。

炎症のある膝の腫れ

膝が腫れ、かつ腫れた部分で炎症が発生している場合、次のような可能性が疑われます。

・細菌性関節炎
・痛風
・偽痛風
・乾癬性関節炎

など、腫れた部分で炎症が発生している場合は、以上のような病気が疑われます。
炎症の場合も正しく対処すればスムーズに回復できるものが多いが、自然治癒しないケースもあるため、炎症が酷い場合や、あまりにも長引くと感じた場合は、一度医師の診察を受けるようにしましょう。

痛みのない膝の腫れ

場合によっては膝が腫れているものの、痛みや炎症などが全く無い場合もあります。
このような症状の場合は次のような可能性が疑われます。

・変形性膝関節症
・糖尿病性神経障害
・脊髄の疾患
・アルコール依存症
・膝に水が溜まっている

このような痛みのない膝の腫れは、加齢などで起きる特に気にする必要のない腫れの場合もあれば、中には致命的で緊急の対応が求められるものもあります。
また痛みのない腫れは素人では原因を推測しにくいため、出来るだけ早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

膝が大きく腫れコブのようになっている

膝が大きく腫れコブのようになっている

最後に膝が余りに大きく腫れ、硬くコブのような腫れとなっている場合は「骨軟骨腫」「軟骨肉腫」といった症状の可能性があります。
軟骨肉腫というものは、いわゆる膝にできる悪性腫瘍(がん)ですので気をつけたいものです。
膝が大きく腫れたからといって全てが軟骨肉腫が確定したわけではありませんが、可能性はゼロではありませんので、腫れが余りに酷い場合や腫れが余りに長引く際には医師の診断を受けるようにしましょう。

このように膝が腫れる原因は実にさまざまあります。
痛みや炎症を伴うものであればそれほど恐れる必要はありませんが、痛みの無い腫れや大きくコブのようになった腫れの場合はやや注意が必要です。

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