寝て治療！ ストレートネックを治す寝方と枕選びのコツ

ストレートネックには医療的な直接的治療法はなく、対処療法が中心となります。
その中でも有効な方法が「就寝時」です。
ストレートネックを治すための寝方や枕の使い方が非常に大切になります。
今回はストレートネックの改善につながる就寝時の「寝方」や「枕選び」についてご紹介します。

ストレートネックを改善するためには、就寝前にストレッチを行うことで効果を高めます。
まず就寝前に次のようなストレッチを行うようにしましょう。

１、力を抜き、仰向けに寝る
２、両肩をゆっくりと耳に向けて狭めていく
３、両肩をベッドに押し付けて、ゆっくりと胸を開いていく（肩甲骨同士がくっつく感じで）
４、力を抜き、1分程度この状態をキープする

このストレッチを毎日寝る前に行う事で、ストレートネック改善につながります。

ストレートネックを治すための寝方は「仰向け」です。
仰向けが最も首に負担が掛からないため、寝ている間にストレートネックを緩和させてくれます。
一方で横向きやうつ伏せの寝方はストレートネック治療には向いていません。

とはいうものの、人によっては反り腰などで「やりたくても仰向けができない」「横向きでしか眠れない」という方もいらっしゃるはずです。
そういったケースの場合、バスタオルをくるくると巻き、巻いたバスタオルを膝の下に入れて寝てみましょう。
こうする事で自然と仰向け姿勢が作りやすくなり、仰向けが辛い方でも仰向けで寝やすくなります。

ストレートネックを改善するためには「枕選び」も大切です。
「枕選び」といってもストレートネック改善のために枕を購入するわけでなく、テレビでも話題になった「バスタオル枕」というものを使って改善を目指すことができます。

バスタオル枕は、家にあるバスタオルをロール状に丸めるだけで完成です。
そして、丸めたバスタオル枕をちょうど首の下になるような位置に配置し、首の裏で押し付けるようにして寝ます。
これを行うことで寝ている間にストレートネックが自然と和らいでいきます。

ただし急にこれを行おうとすると寝違えたりする事があるため、初めて行う場合は「慣らし」を行う事をおすすめします。
最初はお試しで5分程度バスタオル枕を下にして寝てみて、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。

こういった方法で日々の寝方を改善していけば、寝ているだけで自然とストレートネック改善を目指すことができます。

特に難しくもなく簡単に行えることですので、ストレートネックが気になる方はぜひ継続してみてください。