膝軟骨がすり減るメカニズムといますぐ始めたい2つの対策法

膝軟骨がすり減るメカニズムといますぐ始めたい2つの対策法

年齢とともに身体の衰えを感じることもありますが、そのなかでも多くの人が悩むのが“膝の痛み”です。
これは膝の軟骨が年齢とともに少なくなってしまうことが原因にあります。

今回は何故膝軟骨がすり減ってしまうのかを紹介し、膝軟骨の減少を防ぐために必要なことをご案内します。

膝軟骨減少3つの原因

膝軟骨がすり減ってしまう理由は大きく分けて「加齢」「生活習慣」「外的要因」の3つが挙げられます。
これら3つのポイントを1つずつ解説していきます。

・「加齢」による膝軟骨の減少
この原因が軟骨がすり減る最大の理由と考えられています。
加齢は避けられないことですが、重要なのはこれが原因による「基礎代謝の低下」がポイントとなっています。
杖を使わず、自分の足で歩ける方は基礎代謝が高い特徴があるため、基礎代謝を高めることで軟骨の減少を抑えることができます。

・「生活習慣」による膝軟骨の減少
高カロリーな食事が続いていたり、食生活が乱れていることも、膝軟骨の減少につながってしまいます。
生活習慣が乱れることで「肥満」「糖尿病」「高血圧」になるリスクを高めてしまいますが、これらの生活習慣病が軟骨に影響を与えてしまいます。
特に「肥満」は膝軟骨をすり減らすだけではなく、膝関節の変形も引き起こしてしまう可能性もあり変形性膝関節症の重大な原因の1つにも挙げられています。

・「外的要因」による膝軟骨の減少
過度な肉体労働やスポーツなどで関節を酷使したり、捻挫などの怪我などによって膝軟骨を減少させてしまう可能性もあります。
普段運動をしない方が激しい運動をしてしまうと、関節に負担がかかってしまうため、膝軟骨を健康に保つためには日常的に関節に負担がかかるような過度な運動をしていないか確認しておく必要があります。

膝軟骨減少を予防するには?

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予防策としては「軽めの運動を続ける」「軟骨を作る栄養分を摂取する」という2つの方法が挙げられます。
激しい運動は軟骨の減りを早めてしまいますが、軽めの運動は関節の可動域を増やし、基礎代謝を高めることにもつながるので効果的です。
忙しいのならストレッチを行うのも効果的です。

また、軟骨を形成するために必要な成分はビタミンやアミノ酸、ミネラルなどです。
これらを積極的に摂取できる野菜、果物、海藻類、魚介類、キノコ類などを使った食事を摂るようにしましょう。

膝軟骨の減少は加齢によるものなので避けられないことと考える方もいらっしゃいますが、日常生活で意識することで、膝軟骨を健康的な状態で保つことは不可能ではありません。
食生活や程よい運動を続け、いつまでも歩ける体づくりを目指しましょう。

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