低反発? それとも高反発? 腰痛とベッドの固さの関係について

低反発? それとも高反発? 腰痛とベッドの固さの関係について

ベッドのマットレス選びを間違えると、腰に大きな負担を与えてしまう場合があります。
腰痛を悪化させたくない人にとっては大きな問題です。
腰痛を防ぐためには、どのような選び方を行えば良いのでしょうか?


■ベッドの固さと腰痛のかかわり

人生の3分の1の時間は、睡眠時間にあたるといわれています。
眠っている間の姿勢が、腰痛や健康に与える割合は決して少なくありません。
人間は眠っている最中に、何度も寝返りを繰り返します。

寝返りを打ちづらい固さのベッドを選んでしまった場合、睡眠中に体の一部分が圧迫され腰の周りの血行が阻害されることで、血流悪化につながり強い痛みを引き起こす可能性もあるのです。
そのため、適度に寝返りを打ちやすいベッドを選ぶことが重要です。

■低反発と高反発はどちらが腰にいい?

低反発マットレスは体の沈み込みが大きいため、全身をやさしく安定して支えてくれますが、一方で臀部が深く沈み込むことで腰に体重がかかりやすく、負担がかかる可能性があります。
高反発マットレスは体の沈み込みが少ないので、重さを分散でき、体の一部分に集中して負担がかかるいうことはありませんが、低反発のものより固さがあるため、腰を圧迫する可能性があります。

低反発と高反発のどちらが寝やすいと感じるかは、個人差がある問題だといえます。
現在腰痛を抱えているのなら、就寝時に腰に負担がかかっている可能性があるため、同じマットレスに頼り続けるよりも、痛みの度合によってマットレスを変更することが好ましい場合もあります。

■腰痛を感じにくいベッド選びが重要」

腰痛が起きる原因は人によって様々です。
原因を特定しにくく、治りにくいと考えられている腰痛の中には、自律神経の乱れや過剰なストレスから来るものもあり、 これにより体が痛みがコントロールしづらくなった結果、強い痛みを感じやすくなってしまうと考えられています。

眠りにくいベッドやマットレスを選んでしまい、睡眠の質が悪くなる結果、睡眠時間が減ることで生活が不規則になり、自律神経が乱れやすい環境になってしまいかねません。
些細なことのように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ベッドを工夫することは、就寝時の姿勢改善や睡眠の質の向上によるストレス解消につながるため、腰痛を防ぐためには重要なことです。

低反発、高反発どちらのマットレスであっても、自分が寝やすいと感じられるマットレスを選ぶようにしましょう。

■ベッドとの相性が今後の健康状態を決める

ベッドとの相性が今後の健康状態を決める

このように、ベッドの固さがご自身に適しているかどうかで、腰痛をはじめとしたさまざまな健康状態が決まってしまうこともあります。
腰痛で悩んでいる方の中には、整体などで改善していこうと考える方もいらっしゃるかと思いますが、日常生活から見直してみると、意外と出来ていなかったところが見つかるかもしれません。

何となく購入したベッドやマットレスがご自身の健康悪化につながってしまっている可能性もあるため、この機会に是非、見直してみましょう。

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