繰り返す肩こり・腰痛の改善には「姿勢力」がキーポイント!

繰り返す肩こり・腰痛の改善には「姿勢力」がキーポイント!

つらい肩こりや腰痛が毎日続いていると、お悩みではありませんか?

日本人である私たちと肩こり・腰痛は切っても切り離せない仲で、国民の3人に1人は肩こりなどのトラブルを抱えているといわれています。

マッサージや湿布などの対処療法をすれば一時的に改善するものの、翌日にはまた元の状態に戻ってしまう。
このような場合は皆さんの姿勢に問題があるのかもしれません。

今回は肩こり・腰痛と姿勢の関係について説明しながら、痛み知らずの美しい姿勢をキープするポイントについてご紹介いたします。

肩こりや腰痛を招く悪い姿勢とは?

私たち日本人は欧米人よりも筋肉の作りや骨格が華奢で、頭部を支える首や肩の力が足りない傾向にあります。

そのため無意識に顎を突き出して背中を丸めた、いわゆる「猫背」の姿勢になりやすくなってしまうのです。
この姿勢に注意しなければなりません。

猫背のような悪い姿勢は筋肉に余計な負担をかけてしまい、肩こりや腰痛を引き起こしてしまうだけでなく、慢性的な痛みを招く原因にもなっているのです。

湿布やマッサージをして一時的に痛みが引いても、普段から猫背のような姿勢でいるとすぐに痛みがぶり返してしまいます。
そうならないためにも、普段から正しい姿勢を心がけて生活しなければなりません。

姿勢力をキープして肩こり・腰痛を予防する

繰り返す肩こり・腰痛の改善には「姿勢力」がキーポイント!

正しい姿勢の条件は、次の通りです。

あごは引く
肩の力を抜き、左右の肩が同じ高さになる
胸を張り、肩甲骨はやや後ろに寄せる
下腹部に軽く力を入れ、お腹は引っ込める
肛門を引き締め、骨盤をしっかり立てる

横から見ると、耳の穴から肩の中央、くるぶしまでが一直線の線で結ばれた姿勢が良い姿勢です。
鏡を見る習慣をつけて、自分が正しい姿勢でいるか確認することを心掛けましょう。

頭の重さと姿勢の関係

私たちの人間の頭部はとても重く、体重比で約10%、体重50kgの女性であっても、約5kgもの重さがあります。

この頭を支えているのが背骨と首の頸椎です。
しかし私たちの頭の重心は体の中心よりも少し前方にあり、そのせいで猫背になりやすい傾向にあります。

前に傾きやすい頭を後ろに引っ張り、正しい位置に戻そうとしているのが僧帽筋です。
僧帽筋は、後頭部から背中の上部にかけて広がっています。
この部分を意識しながら、次のような正しい姿勢キープする「姿勢力」を鍛えていきましょう。

僧帽筋を支える、背中やお腹まわりの腹筋を鍛える
普段から、軽くあごを引くことを意識する
視線を落とさず、背筋を伸ばして歩く
椅子には深く腰掛け、脚を組まないようにする
硬めのマットレスを使い仰向けで寝て、寝ている時も正しい姿勢を意識する
ストレッチを毎日の習慣にして、筋肉を柔軟に保つ

最後に、正しい姿勢を維持することは全身の筋肉が必要です。
筋肉が衰えるにつれて、私たちの姿勢は崩れていきます。

それらを改善するためにも、日ごろから運動する習慣を身に付けましょう。
身体への負荷が少ない、ウォーキングなどがおすすめです。

程よく筋肉のついた肉体はしっかりと身体を支える、慢性的な肩こり腰痛の改善に繋がります。

お気軽にお問い合わせください|0120-00-3903

我々の力で「寝たきり」をなくそう!