原因が違う?ストレートネックのタイプ別の違いとは

原因が違う?ストレートネックのタイプ別の違いとは

ストレートネックは現代病のひとつと言われており、ストレートネックによる体調不良に悩まされている方も多いようです。

ストレートネックになる原因のひとつとして不自然な姿勢でパソコンやスマートフォンの操作を続けることが挙げられますが、実はほかにも意外な原因があるのです。
ストレートネックの構造について見ていきながら、ストレートネックのタイプ別の違いについて解説します。

ストレートネックになるとどうなるの?

首は頚椎(けいつい)と呼ばれる7つの骨から成り立っており、正常な場合には前方に約30~40度曲線を描いた状態を保っています。

しかし、ストレートネックになると首の骨の曲線の角度が少なくなり、頚椎がまっすぐに連なった状態になります。
すると、首の周辺の血管や神経などの組織を圧迫してしまうことで健康に悪影響を及ぼすのです。

ストレートネックのタイプ別の違いとは?

・不自然な姿勢でストレートネックになるタイプ
姿勢が悪いと骨格に歪みが生じることから、ストレートネックになりやすくなります。
中でも、パソコンやスマートフォンの操作中は不自然な姿勢を無意識に続けてしまいがちです。
首を前に倒すようにしてうつむく姿勢になってしまうことから、首に大きな負担がかかるといわれています。
通常でも首は重たい頭を支えている状態なので、不自然に首を曲げたままでいるとストレートネックになりやすいのです。

・足に負担がかかることでストレートネックになるタイプ
足の形状に合っていない靴やヒールの高い靴を履く習慣があると、足の骨が変形することで身体全体を支えることが難しくなることがあります。
すると、骨や筋肉に負担がかかることで骨格に歪みが生じるようになります。
骨格が歪んだまま生活していると、立っている時だけではなく正常な歩行もしにくくなることも。
そして時間の経過によって身体の歪みが全身に広がり、首の骨のバランスが崩れることがストレートネックに繋がります。

・骨盤の歪みによってストレートネックになるタイプ
足を組んで椅子に座るなど、座り方に問題がある場合に骨盤が歪むことがあります。
骨盤が正常な状態であれば、その上にある背骨もカーブを描きながらバランス良く積み重なっている状態を保つことができます。
しかし骨盤が歪むと背骨も歪み、その上に連なっている首の骨も歪んでしまうので首の骨のカーブが正常な状態を保てなくなり、ストレートネックになってしまうのです。

・職業柄身体に負担がかかることでストレートネックになるタイプ
職業柄、1日のうちのほとんどの時間を不自然な姿勢で過ごしている方がいます。
楽器を演奏する方は重い楽器を持つことで筋肉や骨に大きな負担がかかります。
スポーツ選手なども激しい運動によって筋肉や骨に負担がかかりがちです。

このように日頃から身体の一部、もしくは全体に負担がかかっていると首の骨にも悪影響を及ぼしてストレートネックになることがあります。

日頃の生活からストレートネックを予防する

日頃の生活からストレートネックを予防する

ストレートネックのタイプには違いがあり、その原因を一概にいうことはできません。
首の骨に問題が生じることでストレートネックになると考えていたら、足の負担が原因だとは分からないままです。

ストレートネックのタイプを正しく知って日常生活を振り返ることで、予防・改善に繋げてみましょう。

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